難聴への知識向上と、“聴覚に関する無関心”による

認知機能の過小評価ゼロ社会を目指す

「ヒアリングハラスメントゼロ推進委員会」発足 第1弾プロジェクト

「ヒアリングハラスメントゼロ推進委員会」第1弾プロジェクトとして、石倉三郎さん主演、犬童一利監督による「難聴と認知症」をテーマとしたショートムービー「気づかなくてごめんね」を製作しました。

石倉三郎さん、犬童監督は 2016 年公開「つむぐもの」以来のタッグを組み、作品を通して、難聴による認知症誤認についての問題提起をしていきます。

「ヒアリングハラスメントゼロ推進委員会」では、難聴に対する理解不足により、高齢者の方が認知症と誤認されてしまうケースや、医療機関・介護施設などで、無意識に“聴こえ”へのハラスメントが起こってしまっている現状など、難聴に対する社会全体の意識向上および課題解決を目指していくことで、ヒアリングハラスメントゼロ社会を実現していきます。

それってヒアハラかも!?
聞こえにくい人とのコミュニケーション対策方法とは

ヒアリングハラスメントとは?  
・高齢者に対して大きな声で対応している
・どうせ聞こえないと決めつける
・サランラップのような器具を使う
・耳元で大きな話をする
・話しているのにしっかり聞こうとしない
・聞こえないとかってに相手の認知機能を過小評価する
・機器を活用すれば改善が期待できる状態なのに機器を活用しない
などが挙げられます。

ヒアハラ自己チェックリスト
☑聞こえにくい人にはゆっくり大きな声で話せば大丈夫である
☑聞こえにくい人と気付いても、相手の方を向いて話をしないことが多い
☑聞こえにくい人の前でも感染症予防のため絶対マスクをとるべきではない
☑筆談とかは面倒だから聞こえにくい場合でもしないことが多い
☑支援機器があっても面倒なので使わない
☑聞こえない本人が補聴器をつけるべきだと思う
☑聞こえにくいことの改善を求められても対策がわからないので対応しない

☑が3つ以上の方はヒアハラ加害者となる可能性が高くなります。